3歳の子供と龍宮城ホテル三日月のプールへ行ったが1時間で帰った話

育児

ベビースイミングに通わればよかった!

これが今の思いである

今年幼稚園に入園した令和生まれの娘
毎日元気に登園していてある日幼稚園からチラシを渡された
そこには夏休み中のスイミングスクールの体験案内が書いてあった
「これは行かせるしかないな、体力もつくしきっと幼稚園以外の場所でもコミュニティができるぞ」
と私は思い妻に相談した。考えが一致し申し込む事がすぐ決まった
娘にも「プール行きたい?」と聞くと「行きたい!」と前向きな反応であった為
心の中で「よしよし」と満足した
すぐに申込も済ませ水着や、ゴーグル、浮き輪等
ありとあらゆるグッズも用意(デザイン等私の独断でセレクト)
あとは体験日を待つだけであり

体験の時のイメージをするのだが妻と共通の懸念事項があった

「プールに入れるだろうか…?」と

まだプールで腰まで浸かった経験がなかった。というよりかは
そもそもプールと言える代物に入った経験がなかった
「せっかく体験教室行くのに入れなかったら勿体ないよね」という話になり
事前にプールに行くことが決まった

まだ6月だった為、年中営業している千葉県木更津市にある
龍宮城ホテル三日月のプールに行くことにした
私は千葉県出身であるが龍宮城には行ったことがなかったので
日帰りとはいえ私自身も非常に楽しみにしていた
娘にも「明日はこのディズニープリンセスのバッグにスイミンググッズをいれてプールに行くよー!」
とノリノリで伝え、割と彼女の反応もいい感じ

「明日楽しみだなー」と我が家のリビングに私の声が響いた

6月下旬のある日。天気晴れ、最高気温30℃超の真夏日。プール日和である持ち物は水着、ゴーグル、キャップ、タオル、浮き輪、アームリング、ビーチテント、レジャーシート

完璧。

いざ龍宮城へ、料金は大人一人2000円(休日料金は2600円)3歳未満は無料
男性更衣室は1階、女性更衣室は3階プール入り口で合流しようと事前に話し合い一旦分かれた
私は早々に水着に着替え先に場所を取った
平日だった為非常に空いていた
室内のプールサイドのイス2つ確保し、プール入り口で妻と娘が来るのを待っていた

「おぉ~、いいねえ」2人が現れた時私をそう口にした

水着を着てプリンセスのバッグを肩にかけドヤ顔で階段から降りてきたのだ

女性更衣室は3階でプールは1階なのでプールまでは階段を使うことになる)

浮き輪もアームリングもプールサイドで空気入れがあるので膨らませ済
さあ、いよいよプールの時間だ
先に私がプールに入り適当に泳ぎ、「おいで」と娘を呼んだ
しかしなかなか入ろうとしない
まあ初めてだし怖がるのも仕方ないと思った刹那

「服が濡れちゃうぅ」と娘が言った

????!

「いやいや、水着は濡れていいんだよ」と私は声をかけ
「濡れて大丈夫だからパパと入ってごらん」と妻も一緒に声をかけた
娘は服が濡れちゃうとしか言わない

「水着は濡れるもんだから!!」と私は心の中で言った。いや言葉になっていた
3,4回同じやりとりをしたところで娘が発狂しそうになったので一旦私もプールからでた
(娘は想定外の事、嫌な事があるとカンシャクを起こす)
気分を変える為屋外のプールに足を運んだがやはりどれも入ろうとはしない
唯一足を踏み入れたのは(抱っこの状態で)空気で膨らませた滑り台一体型の深さ30センチくらいのプールであったが
滑り台を滑る直前で滑った後濡れることに気づき

「降りるぅ~!!」と上まで迎えに来いと指令がきた

30過ぎたオヤジが利用してはならない滑り台に侵入し娘をだっこしながら狭い階段を
一方通行違反をして降りていったのであった
「水着は濡れるもんだろう!!」と何度か心の中で叫んだ 
結局娘は水着を濡らす事はなかった

「足首でも捻挫したんか?」と言いたくなるような画だった
プールに入れる事を諦め、早々に木更津から立ち去った
翌日、スイミングスクールに体験教室のキャンセルの連絡をしたのは言うまでもない

ベビースイミングに通わせればよかった!!

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